うまいラーメン屋を判別する個人的な見解がある。
それは、店主のガタイ(恰幅)が良いかどうか、だ。
これはかなり個人的な意見なのだが、
ラーメンはなんだかんだ言っても
他の料理と比較してカロリーや味が偏っているもの。
そして自分の料理に本気で向き合っている店主であればあるほど、
味見は欠かさないはず。と、なるとだ。
例えばチャーシューがオススメの店であれば、
その味見をした回数は数え切れない。
結果、どんなに健康やスタイルに気を付けて、
毎朝ジョギング、あるいはエクササイズをしていても、
よほどの運動量でなければ、いわゆる“痩せ型”であるはずがないように思う。
これは2日に1度、10kmを走るも
食べる量が多くて体重が一向に減らない私の体験談からだ。
またあるいは、運動は一切せずに
その時間を味の研究に費やしてる可能性もある。
その点、この「麺処おかじ」の店主は高得点で合格だ。
では、話が逸れたが、「清湯塩らーめん700円+大盛100円」を見ていこう。
清潔感溢れるこの店は“鶏白湯”がウリらしいが、
今回は塩ラーメンに惹かれて注文。
大ぶりのチャーシューがポイントの上品な香りが漂うラーメンは、
ちぢれ細麺と塩味がストレスなく絡まってどこか高貴な味を出している。
いわば、下町ではなく山の手。そんな印象だ。
歯応えのあるキャベツに、
“鼻ごしの良い”アクセントの春菊がそのテイストを増幅させている。
そして、チャーシューは見てくれどおり、
期待を裏切らないジューシーかつボリューミーなものだった。
これは、サッパリ系ラーメンが好きな人には
病みつき必至のショップではなかろうか。
パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0
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